お彼岸について2

お彼岸には、一般的には、お仏壇を美しく整え、花や水をそえ、季節の初物や故人の好物をお供えし、毎日お仏壇に線香や灯明をあげてお参りします。

そして中日には、家族そろってご先祖様のお墓参りに出かけ、あらたな気持ちで供養するのがお彼岸の美習とされています。

老若男女を問わず、この日ばかりはご先祖様に祈りを捧げ、家族の心をひとつに末永い思いやりと健やかな営みを誓います。

〔お墓参りには次のものを用意しておくとよいでしょう。〕

  • 数珠
  • 線香
  • ローソク
  • マッチ・ライター
  • 花・お菓子・果物など
  • 半紙
  • 水桶・柄杓
  • たわし・ほうき・雑巾など

 

このお彼岸になくてはならないぼたもち(春)やおはぎ(秋)と精進料理・・・。

「ぼたもち」と「おはぎ」の違いをご存知ですか?

ぼたもちとおはぎは、両方とも蒸したもち米とアンコの同じ素材でつくられる食べ物ですが、季節の花になぞらえて、春のお彼岸にお供えするのが牡丹餅で、秋のお彼岸にお供えする場合はお萩と言います。

それぞれの花の形に似せて作られたもので、牡丹餅の方が、いくぶん大きめに作られたようです。

精進料理は、だしも、椎茸などの精進だしを用い、野菜・乾物類などの材料を取り合わせます。

主に、里芋・にんじん・ごぼう・こんにゃくなどが多いようです。

それらの料理をお仏壇にそなえ、親類や隣近所に配ったり、一緒に舌つづみをうつのも心温まる、美しいならわしといえましょう。

そんなとき私たちは、普段意識しなくても、私たちの心の中にあたりまえのものとして、ご先祖様や御仏様が生きていることに気づくのではないでしょうか。

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