episode02
和田島ちりめんをもっと多くの
人に知ってもらいたい!
出演/和田島漁協女性部の皆さま
和田島で「しらす」といえばイワシの稚魚のこと。この「しらす」をつかった丼を提供する食堂「網元や」を和田島漁協組合女性部の有志で始めました。
おしながきは4月の中頃から12月末頃までが美味しい「しらす」を使った「釜揚げしらす丼とすまし汁と小鉢」の1メニュー。和田島産のおいしい「しらす」はもちろんですが、ぜひ味わって欲しいのは、すまし汁。こちらは「しらす」の出汁を使ったこだわりの逸品。ちなみにしらす漁のお休みシーズンには、その時期オススメ食材を使ったメニューをご用意しています。食堂の営業は毎週日曜。朝10時から午後2時まで。家事などをしながらになるのでけっこう大変ですが、家族の協力や理解もあるので続けられています。でもなによりお客さんからの「こんな美味しい、ちりめんがあるんやな」といった声や「家で食べる魚とは全く違うおいしさがある」「また来ます」と言ってもらえると、「ますます頑張ろう!」って気持ちになっていますね。
最近は食堂とは別に悩みがあります。なんといっても漁業の後継者不足と人手不足。幸いなことに私たちの子どもたちはそれぞれで跡継ぎとして頑張ってくれていますが将来は心配です。そういった意味でも、おいしい「しらす」を食べてもらえて漁業に興味を持ってもらえればと思いますね。食堂としては、「日曜日以外も営業して欲しい」とお客さんから言っていただけているので、そこをまずは実現できるようにしていきたいですね。
これからも美味しい「しらす」をお届けしていきたいです。