episode10
地域のコミュニケーション
カフェとして頑張る。
出演/町おこしグループ「椿ママどる」 近藤 清子さん
四国で最も東にある阿南市・椿地区。この街に住む40代〜50代の十数人の女性たちが「椿を楽しく元気にしたい」と思って町おこしグループを結成したのが「椿ママどる」です。
「椿ママどる」を作った当初は椿町で開催しているヒウオ祭り(ヒウオとはシラウオの地元のよび方)というのがあって、祭りを盛り上げるきっかけで立ち上げたもの。そのお祭りの際にたこ焼きやうどん、フランクフルトなどお祭り定番のお店を出したのですが、そこから地元の人からの野菜の提供などを受けて本格的な料理を提供することになりました。そんなときにJAから活性化事業の募集があって応募しました。その後、無事に審査が通って2017年5月にはJAあぐり阿南椿事業所にカフェをオープンさせていただきました。いまではカフェでありながらマルシェのようにお野菜をはじめ日用品なども販売。地元にはなかなかこういった日用品を販売しているお店がなくなっています。このようにどうしても椿地区は買い物に行くのも大変で、買い物難民という世代の人も多いので地元の人には喜んでもらえています。なかには毎週木曜日の開催を楽しみにしていただいているお客様も多くなってきているので、いろいろな取り扱いの幅を広げていければと思っていますね。
「椿ママどる」に地域の皆さんが集まって楽しんでもらえているのを見ていると、頑張ってよかったなと思っています。
これからは、県内はもちろん県外の人にも知ってもらえて、より多くの人たちが阿南市椿地区に来てもらえるように発展していければと思っています。