ご相談・資料請求・ご購入はこちら。
チャットやオンライン相談も。
episode16

徳島の漫画文化を支える
漫画家として作品を作り上げたい。

出演/女性漫画家 アメノさん

 大学在学中に白泉社のWeb少女コミックマガジン、花LaLa onlineでデビューし「死神憑きの天宮さん」という漫画を連載しています。小学校時代は漫画家が夢でしたが、中学・高校生のときはバスケットボール部に入っていました。成長にするにつれて漫画家になるということの難しさを知ったりするなかで、教員になるのを目標に大学進学しました。ただ、ずっとイラストは趣味として描いてインターネットで公開していて、その作品が編集者の方の目に止まりデビューへの道筋ができました。教員の道を辞め漫画家になるという選択をするのは随分と悩みましたが、「本当に好きなことを仕事にして、辛いことも乗り越えていこう」と思って決断しました。

 漫画を描くうえで大切な物語を考えるのは、見たり聞いたりして五感で感じたことを派生させて考えることが多いですね。その際には自分が興味を持っていなかった部分なども目を通したり読んだりしています。でもプロとして自分の描きたいものではなく、求められているものを描くというのは大変です。ドラマや映画などで漫画家が担当編集と喧嘩というかぶつかりあうシーンがあったりしますが、ああいうのは日常茶飯事ですよ(笑)。でもいい作品を作る上では必要かつ大切なことではありますね。

 これからの活動としては、徳島ではアニメや漫画のカルチャーのイベントが開かれているので協力や参加をしていきたいです。あとは徳島を舞台にした作品をつくって、もっと徳島がサブカルチャーの聖地となるためのアピールする一翼を担うことができればと思います。