施主様の立地条件に応じ、慎重かつ迅速に作業を行います。
下記の手順は【旧墓所に施工する場合】です。
【さら地に施工する場合】は[6]の床掘りからの手順になります。
一見どこを直すの?と思うでしょう。全体が前に傾いてきています。ちょっと基礎工事が甘いようですね。
お魂は抜けていますが、取り扱いは丁寧にさせて頂きます。
小型ユンボの先にドリルを付けて取り壊していきます。
壊したコンクリートと土をきれいに取り除いていく作業を何度も繰り返し行います。
古いお墓様のすべてを取り除き、完了。いよいよ新しい基礎工事にかかる準備ができました。
石塔が傾かないように、15cmの深さに基礎を掘ります。
ランマーを使って、地面を固く平らに仕上げます。
水抜き穴用のパイプを据え付け、さらに基礎のひび割れを防ぐため、鉄筋を20cmのピッチに組み、コンクリートの中心になるように固定します。
コンクリートは、納骨室を除きすべて15cm以上の厚みに打ちますので、強度も充分です。また、墓所内に水が溜まらないように水抜き加工も施しています。
基礎に合わせた石材を組んで、廻石をまいて行きます。職人達のチームワークの良さで、迅速・丁寧に仕上げていきます。
■ステンレス金具
外柵の継ぎ目には、すべて金具(ステンレス)を使用し、継ぎ目が開かないように工夫してあります。これなら安心!
敷地面積に合わせた廻石の完成です。ぶつだんのもりでは、基盤となる基礎工事を特に念入りにさせていただいております。
水平器を何度も繰り返しあてて、確実に水平を確かめながら納骨堂を組んでいきます。
■寒水石
納骨室は、ご先祖様にとって一番大切な遺骨が納められるところです。清められた場所となるので、白い石を敷きます。きれいな場所で、気持ちよく眠っていただけます。
クレーンを使って石材を組み上げ、お石塔を完成させていきます。職人の顔も真剣そのものです。
さらしを巻いてお寺様にお魂を入れて頂き、納骨する日を待つばかりとなりました。
納骨も無事終わり完成です。施主様のご満足はご先祖様のご満足です。きっと喜んでくださっていることでしょう。