特殊な弾性接着剤と金具の併用により、石塔の一部が外れることを高次元で防止しています。また、弾性接着剤の為に石材同士が割れることも防止しています。ぶつだんのもりの施工する全てのお墓さまに対応!
阪神大震災を機に、お墓にも耐震性を求める声がたかまっています。ゴム弾性をもつ高強度の接着剤〔一平方センチ当りで15Kgもの強度をもつといわれていす。メーカーの比較資料では840ガルとほかの商品の2倍以上も上回る耐震強度をだしています。〕を使用、永年にわたりカケたり、はがれたり、石面にシミなどがでないように工夫し、強い地震にも耐えられる設計としました。
※ガルとは、地震波の加速度の単位を示す用語
地震大国日本にあっては、墓石も耐震構造抜きで語ることができない時代となっております。万が一大地震が起きた場合、大切なお墓が倒壊してしまっては大変です。予期せぬ事態にも対策を万全にしてあればこそ被害を軽度に抑えることが可能になります。
真石、中台、大台を1つの石で作った石塔をご紹介しております。
真石から納骨台までを1本の芯棒で固定した石塔をご紹介しております。
納骨台は、部材毎にステンレス製のダボでガッチリ固定。上下で合計20本のダボを埋め込みます。
五輪塔の場合は、更に長~いステンレス軸棒です。軸棒は、真石・玉・笠も貫通し、ギボシまで差し込みます。香炉・花立水鉢を除く、納骨台より上の部材は全て1本の軸棒で固定!これなら、どんな地震がきても安心です。
香炉・花立水鉢にもホゾを付け、納骨台・大台に開けたホゾ穴にはめ込んで、耐震ボンドで固着します。
優れた耐震性能を持つゲル素材を各部材間に挟み込む、耐震対策をご紹介しております。
四隅に安震ゲルを設置。耐震ボンドで固着します。
お墓は重たい石を積み上げたもの。地震の揺れは墓石の上部から下部に伝わり、圧力の負荷もかかるため、震動吸収効果を墓石全体で確保する必要があります。 安震ゲルは、「金属球」と「特殊耐荷重リング」を挿入して、ゲルの効果をサポート。
墓石全体をしっかり安定させることができます。
中台と同様に四隅に安震ゲルを設置。更に金属ダボを入れます。真石を設置すると、安震ゲルは写真中央の様につぶれます。
揺れがあった場合は、ここから伸び縮みして、震動を吸収します。実際の施工では、目地に耐震ボンドでコーキングを致します。